すっきり冴える、辛口の純米酒
*冷凍品との同時購入の場合、申し訳ございませんがキャンセル扱いとさせていただきます。改めて別々にご注文くださいますようお願いいたします。
商品仕様
■蔵元:小堀酒造店(石川県白山市)
■造り:純米酒
■容量:720ml
■原料米:五百万石(石川県白山市産)
■仕込水:手取川水系伏流水
■精米歩合:70%
■使用酵母:きょうかい701号
■アルコール度:15%
■保管:冷暗所(開栓後は冷蔵庫)
飲み方
米の旨味を感じさせつつ、すっきりとした飲み口。温度が上がると酸味が際立ち、さらに爽やかなキレが生まれます。
冷やせば軽快に、常温やぬる燗ではまろやかさが増し、異なる顔を見せてくれるのも魅力です。
燗にしてなお旨し 燗で本領発揮

地元・白山市産「五百万石」
原料米には、石川県白山市産の「五百万石」を100%使用。
蔵の近く、山に囲まれた鳥越地区で栽培される米は、昼夜の寒暖差によって旨味がぎゅっと凝縮します。

きょうかい701号酵母で醸す
発酵力の強さとバランスのよい味わいで知られる、きょうかい7号酵母(泡なし701号)を採用。
落ち着いた香りを生み、食事との相性を第一に考えた「剱」の辛口スタイルを支えています。

白山伏流水が育む味わい
仕込み水には、白山を源に手取川へと注ぐ伏流水を使用。
石灰質の土壌から湧き出る中硬水は、麹や酵母に必要なミネラルを程よく含み、発酵を安定させます。
微生物の働きを最大限に引き出し、醪の状態を丹念に見極めながら整えることで、澄んだキレと安定した酒質を実現しました。

ペアリング例
「剱 -Tsurugi-」は料理の旨味や塩味を引き立てる万能の食中酒。
食材の持つ旨味と合わせて:光り物のお刺身・おでん・カニすき
塩味と合わせて:アジ塩焼き・炙り明太子・フライドポテト

蔵紹介

小堀酒造店の創業は江戸享保年間(1716年~1736年)。白山さんとして親しまれている山比咩神社の門前町として栄えた石川県鶴来の地に塩や米、諸々の品物を扱う商家として営みを始めました。神社の門前町という流れの中で酒を扱うようになり、明治末期には酒造専業に転向。戦後は地元で広く親しまれる酒造りに心を注ぎ、生産農家とのつながりを重視しながら、より良い酒造りに邁進してきました。「萬歳楽」の酒名は謡曲「高砂」より命名され、詩人・野口雨情もこの酒を愛しました。

森の吟醸蔵 白山

創業300年の伝統を誇る酒造りを大きく変えたのが、平成13年(2001年)に完成し翌年操業を始めた「森の吟醸蔵 白山」です。
白山市河内の森を切り開き、伐採した杉を全て木材に活用したオール木製蔵となりました。
その中の醸造タンクは、通年酒造が可能なサーマルタンクで、5トンを19基、3トンを10基備えています。
また蔵内は雑菌などが入り込めない構造で、温度や湿度などの環境はコンピュータで管理しています。
白山菊水

仕込み水は霊峰白山に発する手取川水系の伏流水です。
白山の山頂に降った雪は100年以上かけて浄化されたその水を、標高約200mにある専用の井戸で汲み上げています。
白山市の手取川の上流には、昔からイワギク、リュウノウギク、ヤマシロギクなどの野生菊が群生しており、その滴りを受けて流れる手取川の水は菊水として尊ばれていました。
菊水が尊ばれるのは中国の仙道の影響で、菊の滴を集めた水は特別の力があり、不老長寿の薬になると信じられていたようです。
つまり、この菊水で醸造した酒なので菊酒と呼ばれているようです。
白山菊酒認証酒

白山菊酒からGI白山へ

歴史を紐解くと、山科大納言の日記に「大永7年(1524)4月、白山長吏が土産としてはるばる京都へ菊酒を持参した・・」とあり、また、太閤記には、慶長3年(1598年)3月、秀吉が「醍醐の花見」の宴を催した際、諸国の銘酒が集められましたが、その第一に加賀の菊酒が挙げられたと記されております。
そして、歴史ある加賀の菊酒の流れを受け継ぐ「白山」は、日本で初めて清酒の地理的表示(GI)に指定されました。
能登杜氏四天王によって醸される

「萬歳楽」の能登杜氏、家修氏は三十歳の時に蔵人として蔵入りし、三十九歳で杜氏になりました。
「黒龍」や「喜楽長」の有名蔵の杜氏を経験して地元石川県の「萬歳楽」の杜氏に就任。
能登杜氏自醸酒品評会首席最高賞受賞
(平成28年4月・平成26年4月・平成24年4月)や全国新酒鑑評会 金賞15回 受賞などの実績豊かな名杜氏です。
これはお酒です。20歳未満の方への販売はいたしません。
20歳以上の年齢であることを確認できない場合には、酒類を販売をいたしません。