今季、ふぐ初入荷

油与商店店長です。


本日、ふぐが当店に初入荷となりました。今回入荷分は160Kgほどで、例年の初回入荷分に比べ少なめです。


産地は、石川県の能登半島・内浦のものを中心に、福井産のものや、島根産のものと日本海側の各地のものとなっております。


このふぐは、「ごまふぐ」という種類のもので、身の方は「棒ふぐ(ふぐのすじとも言います)」のぬか漬けや粕づけに、卵巣の方は「ふぐの子」となります。

この「ごまふぐ」は、5月から6月いっぱいにかけ、日本海側の山陰地方から北上し東北方面まで水揚げされます。


特に石川県では、「ごまふぐ」の水揚げ量が日本一で、輪島や七尾といった能登地方で多く漁獲されます。


能登半島にやってくる時期・・・5月終わりから6月初頭は、この「ごまふぐ」の産卵時期にあたります。


沢山の白子や卵巣が石川県産の「ごまふぐ」から取ることが出来ます。