ふぐの卵巣解凍中

油与商店店長です。3月に入り、少し穏やかな気候になってまいりました。今月はふぐの卵巣の糠漬け・ふぐの子の仕込みにかかろうと思っております。

 

ふぐの子の在庫自体が少なくなってきたこともあり、冷凍庫で凍結してあったふぐの卵巣を出庫しました。今回出庫した分は1.4トンほどです。

ふぐ(ごまふぐ)の漁獲時期は5月から7月の初旬までなので、その卵巣もその時期の入荷となりますが、仕込める量が限られる・・・倉庫の空き具合・タンクの空き具合・作業工程もあり、その時期入荷したもの全て漬け込むことが出来ません。また、ご存じの通り2年以上漬け込まないと無毒化出来ないことから、在庫を切らすわけにはいかず、ふぐ卵巣に関しては年に何回かに分け仕込みます。