pHについて

油与商店店長です。ただ今、こんか漬けの成分・・・水分・塩分・脂質とかいうやつです・・・についてのページを新規作成してるのですが、そこで出てきたpHという値。よく食品のpHとか耳にすることが多いと思います。今回はこのpHについての話です。

pHとは、水溶液の性質をあらわすひとつの単位です。ちょうど長さをあらわすのにM・メートルという単位があるように、水溶液の性質を知るために必要な単位なのです。では、pHは水溶液のどのような性質をあらわす単位なのでしょうか

食酢や果汁のように、酸っぱい味のするものは酸性、 草木を燃やしたあとにできる灰を水に溶かしたあくのように、苦い味のするものはアルカリ性だというのは一般的に知られています。この酸性やアルカリ性というのは、水溶液(物質を水に溶かした液)の性質の名前です。中性は、酸性とアルカリ性のちょうど中間の性質です。

酸性・アルカリ性には、弱いとか強いとかいう度合い(強さ)があります。この酸・アルカリの度合い(強さ)を表すのに、pH・ペーハーと呼ばれる数値が使われます。

 

pHは酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛りをつけて、酸・アルカリの度合いをその目盛りの数字で表すもので、 pH7を中性とし、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性としています。 pH7よりも値が小さければ小さいほど酸性の性質が強く、値が大きければ大きいほどアルカリ性の性質が強いことになります